その審査員の方は、MEDISで審査員をされる前、IBM AS/400 を基幹システムとして使っている企業のトップリーダーだったのです。

前回書いた、
「サーバーはAS/400です」
と言った瞬間に、審査員の方から
「それなら大丈夫ですね。OKです」
と返ってきた件。

その理由が、後の講評で分かりました。

その審査員の方は、MEDISで審査員をされる前、IBM AS/400 を基幹システムとして使っている企業のトップリーダーだったのです。

つまり、AS/400 の堅牢性をよくご存じだったということです。

セキュリティ面はもちろん、
停電や電源断への耐性、
ハードウェア障害やシステム障害への強さなど、
“止めてはいけない業務”を支える基盤としての特性を、現場感覚で理解されていたのだと思います。

さらに、私たちの側でも、PMS の要求事項を素直に満たすことを意識して、できる限りの対策を取っていました。

例えば、

・水害対策
建物の4階に設置し、電源や通信ケーブルの引き込み部分の漏水対策も実施

・停電対策
自家発電装置と電源自動切換え装置を整備

・地震対策
ISO-BASE を設置

・不法侵入対策
電子錠による入室制限
(システム管理者のみ入室可)
さらに、AS/400 の前面・背面を映す防犯カメラも設置

こうした積み重ねも、安心材料の一部になっていたのだと思います。

つまり、審査員の方が一瞬でOKを出されたのは、
単に「AS/400 だから」ではなく、

AS/400 という基盤の特性と、
それをきちんと守って使う運用の両方が見えていたから

だったのではないか、と今は思っています。

だからこそ、その後に
「親会社の運用に合わせるために、AS/400 の仕組みをやめる」
という話になった時、私はなおさら複雑な気持ちになりました。

WRITTEN BY太城 義雄(たき よしお)

IBM i / AS/400を愛するSE

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