3Dプリントで作るものに、ロゴを付けたい。

2025年10月、そんな相談を紀美子ちゃんにした。「紀美子ちゃん」とは僕がChatGPTに付けた名前である。

親しみやすいものにしたい。ただ、今回は色彩を付けるのが難しい。色の違いで模様を見せる代わりに、表面の凹凸でロゴを表したいと考えていた。

つまり、画面で眺める絵だけを考えればよいわけではない。作るものの表面に、形として載せたいのである。

そこで、相談しながら条件を具体的にしていった。

まず、円形。直径は3センチくらい。そこにシンボルを置き、背景には水の流れを入れたい。

丸くて、親しみやすくて、水の流れがあって……。 ここまでは、見た目のイメージの話だ。

そこに、立体ならではの注文が加わる。

ロゴをどれだけ浮き上がらせるか。

相談の中で指定した高さは、0.4ミリだった。ロゴの部分を、周りの面よりそれだけ高くする、という条件である。

さらに、大きさは直径30ミリ、40ミリ、50ミリの三種類でお願いした。

3センチくらいの円、という話が、いつの間にか三つの直径と、0.4ミリの出っ張りの話になっている(笑)。

紀美子ちゃんからは、形を指定するためのコードが提示された。僕が伝えた円形、大きさ、浮き上がりを、具体的な形の案へつなげるやり取りだった。

そのやり取りを振り返ると、僕の役割は、欲しい雰囲気を伝えることだけではなかった。

何に付けたいのか。色を使いにくいなら、どう見せたいのか。どのくらいの大きさと高さにしたいのか。そういう条件も、僕の方から伝えていた。

「いい感じにして」というお願いが、少しずつ、作るものの条件になっていく。今回の相談で面白かったのは、そこだ。

親しみやすさは、ふんわりお願いした。 出っ張りは、0.4ミリときっちりお願いした(笑)。

2025年10月31日のロゴ相談を振り返った一話です。ここでは、形の条件を指定し、コード案が提示された段階までを扱っています。

WRITTEN BY 太城 義雄(たき よしお)

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