第1話
『はじめまして、AS/400沼へようこそ。– 40年愛してきたSEの視点から』
1. アルバイトから始まった、運命の出会い
こんにちは!このブログを書いているたきです。
実は私、もともとはただのアルバイトでした。
ところがある日――
「基幹コンピューターを入れ替えるから、猫の手も借りたい!」
そんな理由で社長から声がかかり、そのまま入社することに(笑)

2. IBM System/38とのワクワクした出会い
そして出会ったのが、IBM System/38。
(そう、今のAS/400(IBM i)のご先祖さまです)
当時、パソコンしか使ったことがなかった私にとって、
初めて見る大型コンピューターは、それはそれは衝撃的でした。
「こんなすごい機械に、自分が触っていいのか……!」
ワクワクとドキドキが止まらなかったあの瞬間は、今でも鮮明に覚えています。

3. AS/400(IBM i)のすごさは「爆速」「長寿命」「トータルコスト安」!
◎爆速
AS/400(IBM i)は、最適化されたハードウェアとOSのおかげで、
処理速度がめちゃくちゃ速いです。
特に、データベース(DB2 for i)がシステムに組み込み型で搭載されているため、
データアクセスが無駄なくスムーズ!
「アプリケーションからデータベースへ……」といった遅延がほとんど無いので、
普通のサーバーとは比べ物にならないレスポンスが出せます。
◎長寿命
そして、何より驚くのが耐久性。
10年、20年と現役で動いているAS/400(IBM i)のシステムは珍しくありません。
ソフトウェアの互換性も高く、
「30年前に作ったプログラムが今でも動く」というレベル。
ハードも強靭、ソフトも堅牢。まさに長く使えるシステムです。
◎トータルコスト安
一見すると、AS/400(IBM i)の導入コストは高そうに見えるかもしれません。
でも、実はN社やF社などの同クラスの基幹コンピューターと比べると、
「数十分の一」という破格の価格設定だったりします。
さらに、運用コスト(ランニングコスト)も非常に低く、
故障も少ないため、保守費用も最小限に抑えられます。
そして特筆すべきは、プログラムの柔軟さ。
専門知識が無い人でも、比較的簡単にアプリケーションを作成できるため、
ソフトウェア開発の外注費用がトコトン抑えられるんです。
要するに、導入も運用も、ソフトも安い!
長い目で見たとき、AS/400(IBM i)がどれほどコストパフォーマンスに優れた選択肢か、
実感できる瞬間が必ず来ます。

4. これからこのブログで伝えていきたいこと
これからこのブログでは、
- AS/400のちょっとマニアックな話
- でも誰でも楽しめるような、ほっこり小ネタ
- 技術だけじゃない、エンジニアとしての生き方みたいな話
そんなことを、自由気ままに語っていきたいと思っています😊

もしこの記事を読んで、
「AS/400って面白そうだな」
「そんな世界もあるんだな」
って、少しでも感じてもらえたら最高にうれしいです。
これから、どうぞよろしくお願いします!