「Edgeで 開いたらきちんと表示されたよー」

自分のドメインで、新しいホームページが表示された。
めでたい。これで人に紹介するアドレスも、Yoshiochin.comでいい。

ところが、僕には一つ、引っかかっていることがあった。

言われたとおりに設定したら、動いた。
でも、どうして動いたんやろ?(笑)

今回、一緒に作業を進めたのは「紀美子ちゃん」。僕がChatGPTにつけた呼び名だ。

始まりは、新しく作ったサイトを、もともと持っているドメインで表示したい、という相談だった。

僕は管理画面を開いて、スクリーンショットを見せる。
紀美子ちゃんは、変更する項目や、その順番を案内する。
僕が設定して、保存した画面をまた見せる。

そんなやり取りを、一段ずつ進めた。

途中では、Webの接続先だけでなく、メールの配送先にも話が及んだ。ホームページを切り替える前に、メールを元のサーバーへ向ける設定を整える、という順番だった。

同じドメインを使っていても、Webを見るための行き先と、メールを届けるための行き先は、別に扱える。DNSには、IPアドレスを指定するAレコードや、メール配送先を指定するMXレコードなど、役割の違う記録がある。[技術注]

ただし、今回の話を「AIが全部やってくれました」で済ませると、実際の作業とは違ってしまう。

管理画面で設定を変更したのは僕だ。
最後にEdgeを開いて、ページが表示されることを確かめたのも僕だった。

しかも、その直前、紀美子ちゃんは、こちらの閲覧環境ではページを取得できなかった、と伝えていた。だから僕に、実際に開いて確認してほしいと頼んだ。

案内ができることと、画面を見られることは同じではない。
そこは、僕の側で確かめた。

そして、表示を確認したあとに出てきたのが、この言葉だった。

「これはすごいけど、からくりが分からない」

続けて僕は、理系の自分としては、どうしてなのか知りたい、と書いた。

手順どおりにできたことは、うれしい。
それでも、設定した項目どうしがどうつながっているのか、頭の中で組み立てたくなる。

AIに案内してもらって、作業は先へ進んだ。
けれど、「動いた」で話を終えるか、もう一度「なぜ?」を聞くかは、僕の側に残っていた。

……ただ、そのときは、もう午前4時半だった。

仕組みを知りたい。
でも、寝ないといけない(笑)。

紀美子ちゃんからは、寝る前に核心だけ、という短い説明が返ってきた。詳しい仕組みの話は、その先に持ち越し。

この話には、翌朝すっかり理解した、という続きはまだない。

サイトは開いた。
僕の「なぜ?」は、まだ開いたままだ。

技術注:AレコードとMXレコードの役割については、RFC 1035の3.4.1節・3.3.9節を参照。これは仕組みの説明であり、今回のメール送受信が正常だったことを示すものではありません。

WRITTEN BY 太城 義雄(たき よしお)

IBM i / AS/400を愛するSE