わが家の猫・京介には、お気に入りの場所がある。僕の部屋の窓枠だ。
ただ、そこにいれば満足、というわけではない。
窓も開けてほしいのである。
暑くても、寒くても。エアコンがついていても。
こちらには、部屋の温度を整えたいという事情がある。けれど、京介様のご指示には従わないといけない(笑)。
「京介様」と呼んでいるのは、飼い主の僕だ。猫に敬称を付けるだけで、わが家の力関係が少し伝わる気がする。
この窓辺の話を、紀美子ちゃんにも伝えた。
「紀美子ちゃん」とは僕がChatGPTに付けた名前である。
京介のお気に入りの場所であること。必ず窓を開けてほしがること。暑さも寒さも、エアコンの都合も関係ないこと。
そういう事情を伝えて、投稿に添える言葉を一緒に考えた。出てきた案の中から、僕は二つ目を選んだ。
猫が窓辺にいる。それだけでも、猫の話にはなる。
でも、窓を開ける係の僕まで入ると、わが家の話になる。
紀美子ちゃんが言葉の案を出す。その前に、僕が京介との暮らしを説明する。そして、どの案が自分たちらしいかを僕が選ぶ。
今回、そのために欠かせなかったのは、難しい説明ではなかった。
エアコンがついていても、窓を開ける。
この一つである。
エアコンのリモコンは人間が持っている。
窓の開閉権は、どうやら京介様が持っている(笑)。